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直島マップ
直島マップ


「ベネッセーよく生きるとは何か?」を考える場所
― ベネッセアートサイト直島 代表 福武總一郎 ―

直島から見る瀬戸内海の風景は、とても穏やかで美しいものです。
物や情報が溢れる現代において、都会の喧騒から離れて、心にも身体にも元気を与え、安らぎを感じさせるこの環境の中で、人間が真に 「よく生きる」 とは何かを考える場所をつくりたい。アートは、すでに定まった価値観を学ぶのではなく、一人ひとりの方がアートと自ら向き合い、自らの力によって 「よく生きる」 を考えるためのものでありたい。
――このような思いから、直島でのアート活動を始めて20年以上が経過しました。
自然とアート、建築の共生をテーマとした 「ベネッセハウス」、また、人々の生活の営みと歴史という時間の厚みの要素が加わった 「家プロジェクト」、そして全く新しい概念の美術館 「地中美術館」 が 「ベネッセアートサイト直島」 の骨格を構成しています。
直島は、瀬戸内海のもつ自然と歴史のリズムと、それに共振するセレクトされたアートがともに響きあう創造の場としてまた現代社会への強烈なメッセージを発信する場所として静かにその存在を示そうとしています。
ぜひベネッセアートサイト直島を訪れていただき、「よく生きる」 とは何かを考える体験をしていただければと思います。

瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていくこと
―――瀬戸内の自然や、地域固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことによって、
どこにもない特別な場所を生み出していくことが、「ベネッセアート直島」の基本方針です。
※ 「ベネッセアートサイト直島」 は、直島、豊島、犬島を舞台に、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団が展開しているアート活動の総称です。


《ベネッセハウス》
《ベネッセハウス》
撮影:山本 糾

安田 侃《天秘》
安田 侃:《天秘》
撮影:山本 糾

蔡國強《文化大混浴 直島のためのプロジェクト》
蔡國強:《文化大混浴 直島のためのプロジェクト》
撮影:藤塚 光政

宮島 達男《Sea of Time ’98(時の海 ’98)》
家プロジェクト「角屋」
宮島 達男:《Sea of Time ’98(時の海 ’98)》

撮影:上野 則宏

安藤 忠雄《家プロジェクト「南寺」》
家プロジェクト「南寺」
安藤 忠雄(設計)

撮影:山本 糾


千住 博《The Falls》
家プロジェクト「石橋」
千住 博:《The Falls》

撮影:渡邉 修

ベネッセアートサイト直島 施設所在地・お問い合せ
ベネッセアートサイト直島ホームページ http://benesse-artsite.jp/

「ベネッセハウス」
ベネッセハウスはベネッセアートサイト直島の中核施設です。 「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに1992年にオープンしました。 「ミュージアム」棟は、島の南の高台に瀬戸内海を望んで建つ安藤忠雄設計の建物。 外に向かって大きく開かれた構造をもち、室内にいても常に外部の自然を感じることができます。
所在地:〒761-3110 香川県香川郡直島町琴弾地

「家プロジェクト」
家プロジェクトは、香川県・直島の本村地区を舞台とした常設のアートプロジェクトです。 古い家屋の改修の域を越え、アーティストが家の空間そのものを作品化したものであり、それぞれの建物、ひいてはそこで営まれていた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間が形づくられています。
所在地: 香川県香川郡直島町本村地区

「地中美術館」
「自然と人間を考える場所」 として、2004年に設立された美術館です。 瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォールター・デ。マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。 地下でありながら自然光が降り注ぎ、一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わります。
お問い合せ: 香川県香川郡直島町3449-1
Tel : 087-892-3755(地中美術館受付)
Fax : 087-892-3755

「李禹煥美術館」
アーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。 半地下構造となる安藤忠雄設計の建物のなかには、李禹煥の70年代から現在に到るまでの絵画・彫刻が展示されており、安藤忠雄の建築と響きあい、空間に静謐さとダイナミズムを感じさせます。
海と山に囲まれた谷間に、ひっそりと位置するこの美術館は、自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます。
お問い合せ: 香川県香川郡直島町字倉浦1390
Tel : 087-892-3754(福武財団)
Fax : 087-840-8285

直島湯 「I湯」
アーティスト・大竹伸朗が手がける実際に入浴できる美術施設。 直島島民の活力源として、また、国内外から訪れるお客様と直島島民との交流の場としてつくられたこの銭湯は、外観・内装はもちろん、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器にいたるまで大竹伸朗の世界が反映されています。
また地域との協働として、施設の運営はNPO法人 直島町観光協会が行っています。
お問い合せ : 〒761-3110 香川県香川郡直島町2252-2
Tel : 087-892-2626(NPO法人 直島観光協会 受付時間:8:30〜18:00)

「ANDO MUSEUM」
安藤忠雄の設計による打ち放しコンクリートの空間が、本村地区に残る築約 100 年の木造民家の中に新しい命を吹き込んでいます。 過去と現在、木とコンクリート、光と闇。 対立した要素が重なり合う、小さいながらも安藤忠雄の建築要素が凝縮された空間です。 安藤忠雄の活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチ、模型だけではなく新たに生まれ変わった建物と空間そのものをご覧いただく美術館です。
お問い合せ : 〒761-3110 香川県香川郡直島町736-2
Tel : 087-892-3754(福武財団)
Fax : 087-840-8285
   


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